日光白根山。
2021/3/27。
リピーターさんのリクエストで日光白根山に行ってきました。
*こういうイレギュラーな特別コースはリクエストを受けてやっていることが多いです。
丸沼スキー場のロープウェイに乗ってスタート。
歩き出してすぐに、二荒山神社。
暫くは針葉樹林帯の登山道が続いて、あまり代り映えがしないので写真も少な目です。
地獄ナギ。
ここはいきなり見晴が良くなりますが、厳密に言えば雪崩地形なので、あまりゆっくり景色眺めるというわけにもいきません。
比較的積雪量も少なく、放射冷却で一枚岩の様に硬く締まっているので雪崩のリスクはかなり少ないと思いますが、この山だと落石のリスクも結構怖いです。
沢地形を渡る時は、常に上を注意しながらになります。
地獄ナギを通過して、その次の小さめの沢地形。
ここは落石がかなりの数、転がってました。
間違ってもゆっくり出来ない場所です。
長く続いていた針葉樹林帯から、森林限界に登り上げる地点。
標高2400mの地点。
ここで一旦、休憩。
この後は西や南の方角がどんどん霞んで来て見えなくなってしまいそうなので、山頂まで行く前にここで写真を撮ったり眺めたりしました。
浅間山。
左の奥には乗鞍が見えています。
途中、樹林帯で森の隙間から眺めていた時にはもっと乗鞍がはっきり見えていたのですが、だいぶ視界が悪くなってきました。
至仏山から燧ケ岳まで見えている尾瀬方面。
その奥には、平ヶ岳と越後駒ケ岳が重なっています。
四阿山と草津白根。
しかし、ここで眺めたいのは北アルプス。
四阿山の左には槍から大キレット、穂高までの山脈が見えています。
四阿山の右側は燕岳辺りが見えている筈なのですが…さすがに燕はどれなのかはっきり見えません。
「50倍くらいの望遠鏡持ってたら区別付きそうですね」と、お客さんと話題にしてました。
休憩を終えて、森林限界の急坂を登り上げ、奥白根神社へ到着。
山頂は狭いので、この辺で見える範囲の山は説明済ませておきます。
奥白根神社から、山頂に向けて一旦降りたコルの部分。
「雪と岩」って雰囲気がして素晴らしいです。
山頂は凄く狭いので、登った順に一人ずつ撮影し、各自のカメラでも写真を撮ったらすぐに移動。
落ち着いて座って食べられる絶景ポイントに移動。
男体山と中禅寺湖、戦場ヶ原が目の前に見えて素晴らしい眺望のお昼ごはんです。
黒い岩壁が一ノ倉。
谷川岳の奥には苗場山と妙高・火打。
苗場山の左の奥には、見切れてるけど白馬です。
お昼を食べながら、カルデラの窪みの部分を眺めていると、凍った部分で遊んでる人達が居ました。
奥白根神社のすぐ南側に有る、皿状に凹んだこの部分、「カルデラ」と良く言われているのですが、単なる窪みなのかカルデラなのか、ちょっと調べてみましたがはっきりしません。
地質学の先生にでも質問してみようかと思ってます。
ちなみに五色沼や弥陀が池などが有る凹んだ部分は、カルデラではなくて浸食地形だそうです。
溶けた雪が凍って、さながらスケートリンクです。
みんなで並んで記念撮影してみました。
お客さんが何かを覗いていると思って近づいてみると…
氷に穴が開いていて、そこから水がぽこぽこと沸いてました。
下山開始。
今から登る人達と入れ違いながら下山です。
3月ならもう少し埋もれて居た気がするお地蔵さん。
やっぱり、雪が少なめなんでしょうか。
お一人参加のリピーターさんが、今日の日程に合わせて集まってくれました。
皆さん、ありがとうございます!
2021年3月27日。
日光白根山(丸沼スキー場から往復)。