予想外の晴れ間の大幽
2015年2月22日 日曜。
週間天気予報では雨マークさえ付いていた、今日。

お天気悪そうということでキャンセルするグループもありましたが、やる気満々だったけいこさんと大幽洞窟へ。
前日まで様子を見るということで相談し、日中は大丈夫そうだったので無事開催。

周囲の山脈にはガスが掛かっているのですが、ここ藤原地区の上空だけ晴れ間。
温帯低気圧の晴天域に入る予定にはなっていたのですが、複数の低気圧が連なってるのと南部からの湿った空気の流入が多いので、まさかここまで晴れるとは嬉しい誤算。
盆地の中なので、他が曇っていてもここだけ晴れ間が出ることが結構有るのですが、今日こんなに良くなるとはほんとラッキーです
前線の通過が事前予想より少し遅くなったおかげなのですが、その代わりに夜から明日の朝まで雨予報。
明日もツアーは入ってるのですが、集合時間前には雨が上がりそうなのでなんとかなりそうです。
けいこさん「明日のお客さん、ごめんなさい!」いや別にけいこさんのせいじゃありませんから(汗

今日は動物の足跡が多いです。

テンの足跡。

キツネの足跡。

ウサギの足跡。

カモシカの足跡。
歩きながらトチノキの冬芽を食べた痕も残ってます。
けいこさんが興味有りそうだったので、どんな動物が、どういう状況でどんな風に足跡を付けたか、など細かく説明。
「ええ~?今まで参加したところでガイドさんにウソ教えられてた!」と反応が帰ってきましたが・・・
ガイドさんも勘違いしてることもあるし、もしかしたらガイドさんの説明をけいこさんが記憶違いしてたのかもしれませんが・・・
とりあえず今日の説明したことに関しては絶対の自信がありますし、私は判別が難しい時は良く分からないと断った上で「判別がしづらい理由」と「この状態で推測される答え」を言うようにしてます。
もちろん、うっかり言い間違えることは有りますけどね!

豪雪にも耐えるカツラの老木と一緒に写真。

こっちもカツラの古木なんですが、最近の大雪で殆ど埋まってます。

木のウロの入り口が埋まってるし、後ろに生えてた若木(この老木とは別の木)が折れてしまってます。
今年の雪は凄いですね。

洞窟の入り口も凄い狭いです!

入り口が塞がってるせいか、暖かい天気が続いたのに氷筍が全然溶けてません。

天井にできる霜柱。

早めに到着して空いてたのでゆっくり見学できました。

今日は後から他のグループが沢山来たので、邪魔にならない静かな場所でランチタイム。

あちこちにスノーシューに出かけているというケイコさん。
いつも下りで転んだりスノーシューが脱げたりするとのこと。
しかも下りでは前のめりで顔から転ぶとか。
とりあえず、今日でスノーシューの下り技術をマスターしてもらいます!

下り方を実践しながら降りてきて、凄い良い姿勢になりました。
スノーシューのしっかりした履き方もやってもらったので、脱げることなく無事歩き切りました。

ツルアジサイのドライフラワー。
ブナの木が好きだと言うので、途中でブナの木と幹に着いている地衣類の説明をした後・・・

カラマツ林で地衣類のサルオガセを発見。
尾瀬まで行くともっと大きいのが沢山出てくるのですが、水上町の里山ではそんなに育たないので見つけるのが難しいです。
せっかくなのでマクロ撮影をしたのですが・・・そのせいでこの後大失敗!

この後の撮影、うっかりマクロを解除し忘れて全部マクロ撮影になってしまってました。
けいこさん、ごめんなさい!最後の数枚の写真は失敗でした!
次来てくれた時は、沢山写真撮って埋め合わせします!